オリーブ設立10周年記念、羽黒山参拝

10周年オンラインフェスティバル3日のイベントは、10周年を記念してオリーブ社員全員で挑戦した羽黒山登山の記録をお届けします。

当日の天気は快晴、雨続きの中にぽっかり訪れた完全登山日和。

羽黒山参道2446段の入り口を前に、現地集合で現れたスタッフ一人一人おのおのが、日頃の運動不足による体力不足をアピールしてみたり、膝の不安を訴えてみたり、敵（カエル）の出現に怯えてみたりと若干カオスな状況の中、恒例の朝礼が行われました。

それでは、みなさんケガのないように頑張りましょー。
はーい。

オリーブ10周年記念羽黒山参拝、スタートしました

イベント前には欠かせないエア円陣を組み、早速神域への入口である赤い随神門をくぐり、スタート！

地味に急な石段を歩み始めるオリーブ一行！ドキドキ！
みんなが怪我をしないのが第一目標です。
ちなみにこの下り坂は継子坂（ままこざか）というそうです。

坂を下ると見えてくる美しい朱塗の祓川神橋（はらいがわしんきょう）をバックに。
序盤なのでみんな笑顔キラキラしてますね。

2446段の石段制覇に向け、序盤に味わえるこの美しい渓流の景色にワクワク度が掻き立てられます。
一歩足を進めるだけで、土や木の香りと湿気を含んだ柔らかい空気が濃くなっていくのです。
その空気に触れるだけで、体にいいことしてる気がする、、、
普段、撮影以外は相当インドアな集団ですのでね。外に出るだけでも特別感出ちゃいます。

すれ違う参拝の方々に「こんにちわ～」と挨拶を交わしつつ、樹齢1000年以上の天然記念物である爺杉と東北地方で唯一の国宝の五重塔に到着。

ごりごり観光客オーラ出ちゃってますね。社長が楽しそうでありがたいでございます。
この名所を越えてしまうとその先は石段と己との戦いになりますが、果たしてオリーブ勢は無事に出羽三山神社まで辿り着くことができるのでしょうか、、、。

石段、石段、そしてまた石段

五重塔をじっくりと眺めた後は、3つの登り坂「一の坂」「二の坂」「三の坂」が続きます。

本当にきついのですよ、この急な坂が！！
オリーブ社員、平均年齢も30オーバーしていますから、だんだんとあちらこちらで聞こえていたおしゃべりの声は聞こえなくなりますよね。
悲しいですが、体力の神様？がちらちら心配し始めてる頃です。

三つの坂の中でも一番急な二の坂は、別名「油こぼしの坂」とも言われ、「脂汗をこぼすほど急な坂」という逸話から名前の由来になるほどの急勾配。
目に前にはそびえ立つ石段。このときなぜか、風もなく高まる気温。
まさに己との戦い、精神の修行。
リトリート、リトリート…心と体のリセット。
繰り返し繰り返し、足元の石段を消化して行くうちに心が無になっているのか、意識が遠のいているのか。

一同白目の疲労のピークを迎える頃にありがたいスポット「二の坂茶屋」が見えてきた！

近年でダントツのスーパーブレイク茶屋タイム

二の坂越えをなんとか乗り切った汗だくだく我々を迎えてくれたのは、木の匂いに溢れる二の坂茶屋。
江戸時代から続く、参拝者のための憩いの場として愛され続ける歴史のある茶屋です。

みんなで一緒に糖分補給で名物手作り「力餅」と、涼を求めてところてんをいただきました！
石段を登っているときはあんなにも無風だったのに、小屋についたら開け放たれたガラス窓から爽やかな風か四方から入り込んできて一気にクールダウン。控えめに言って最高。
庄内平野を一望できる美しい景色と光に弾ける緑の中、今までいた下界とは別世界にいるのだな、と体感できました。